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オーディオ地獄への始まり 電気オ−ディオが始まって以来、古今東西、おびただしい種類、数のオーディオ商品が市場に出回った。 いまだに現役で使用されているものも多い。現存商品だけでも、相当ある。 機器のみならず、ケーブルもある。 このような商品の中から、自室で使うのに何を選ぶのか、選択するのは大変な作業だろう。 ベストを求めて選び抜いてシステムを揃えたところで、 その選択肢も組み合せの確率からすると、大海の砂粒のような偶然の出会いの選択枝でしかない。 ベストかどうか解らない。そして、人間の「飽きる」という精神作用とあいまって、次々と「買い替え」が始まる。 1回では終わらない。2回、3回、…とベストを求めて、グレード・アップの名の下に「買い替え」との戦いが終わらない。 古き幻の銘機を求めていく人もいる。ショップの話しに乗る人もいる。 この「買い替え」という行動は「サイエンス」ではない。単なる「選択技能のレベル」である。それに、お金がかかる。 愚かなことだ。止した方がいい。適当なところで、ストップして、「もう買い換えはしない。 これ以上、絶対に オーディオには金はかけない。」という、筋金入りの意思を持つことだ。 それが、オーディオの始まり、「創作技術のレベル」 の世界に入れる。 そこからが、楽しいオーディオの趣味が始まるのだ。 私の苦い経験。 私の経験を述よう。1970年代になるが、アナログ・オーディオ全盛期のころだ。 私も例に洩れずオーディオに夢中であった。しかし、私の目的は、音よりも、音楽を感動的に聴きたい一心であった。 その時には、英国スピーカー、バイタヴォックスCN191コーナーホーンは終えていた。 ロンドンの工場を訪れ、隅々まで、くまなく案内してもらった。無響音室にも入った。 1948年のS2ドライバーの貴重な原図も見せてもらった。 今井商事直輸入の新品のCN−191を買ったが、その後、もっと音がいい最初期タイプのCN−191に交換までした(今は埃とともに休止中)。 (お遊びのJBLパラゴン、そしてEVパトリシアン700型も休止中) 。 その時には、難題のJBLハーツフィールド(最初期型)に挑戦していた。 この375ドライバーが暴れ馬だった。しかし、鋭敏に反応するHFには多くを学んだ。 アンプはマランツ7と8Bであった。HFの375が出す高域の歪みのシャリツキを取るには、 アンプやネットワークの小細工では何をしても不可能であった。頼るは中間機器しかなかった。 中間機器の分野は、音質は民生機では全く歯がたたない。プロオーディオ機器でなければならなかった。 いろいろな製品があった。友人でプロ機に詳しいのがいて、いろいろと検討した結果、 米国アフェックス社の「オーラル・エキサイター」と、英国ADR社(オーディオ・デザイン・アンド・レコーディング社)の 「パラメトリック・グラフィック・イコライザー」の最高機種を購入し、HFのシステムに組み込んだ。 ADR社の「グライコ」は20台限定生産されて、欧米の録音スタジオに納入された世界最高のグライコと いわれた物であった。日本に3台輸入された。私と友人、そして東京のあるスタジオに納入された。 ADR社の「グライコ」は周波数調整と音像修正(顔を卵型、かぼちゃ型、キュウリ型、 体を太っちょ、スリム、…自由にできる)が出来る機能を持っていた。 しかし、その機能だけではなかった。「死んだ音を生き返らせる」のだ。 私はこのADRに深く感動した。機械に感動したのではなくこのような機械を創作した技術者、 「人間の知恵」に感動した。アフェックス社のオーラル・エキサイターは音の密度調整と倍音復元を 可能にする機能を持っていた。 この二つの機器を導入して、HFは見事に鳴った。素晴らしい音楽の感動があった。 私はこの経験で、「ある疑問」を持った。このように音を素晴らしく変化させる中間機器は 全部が全部、何故、プリとパワーの間にしかないのであろうかと?。 その答えは「スピーカーへ行く電気信号は強大なため、その容量の調整機能を構成する素子がない」と いったような話しであった。 音の宝探しへ。 当時、私はスピーカー・ケーブルで音は必ず汚れることを知っていた。 そこで、自分自身でやってみようと、スピーカー直前で音を整音する実験が 始まった。1984年頃であった。暗黒の世界からの音の宝探しが始ま った。見つけるまで、1994年まで約10年を要した。思えば、長い旅で あった。電気オーディオの「カラクリ」(虚音の罠)が解ってしまった。 何と、最後には何とアフェックスとADRの助けも不要になってしまった。 「いい音を耳で聴き、音楽の感動を心で聴く」のにオーディオ・システムの 機器にはほとんど無関係であることが解ってしまった。一体、これは何だ。 夢中でやってきたことはなんだったのだ。そう、長年「アホラシイこと」ば かりやっていたのだ。私はもうこれ以上、「アホラシイこと」はやらない。 もう、高物機器の立派な唄い文句も空しく聞こえる。買ったら負け、悔し涙 を流すだけだ。中古5万円のシステムをケーブルPCモニターコブラ2.5S で繋ぐだけで充分なのだ。こんな「アホラシイ話し」が通用する世界は珍しい。 私の知る限りオーディオくらいしかないのではないか。 買い換えは「音が良くないから、買い換えるのです」よいものは、 飽きません。毎日の「ごはん」、毎日の「シャンプー」のように。 それに、買い換えするのはお金がかかるのです。これから何回買い換えて、 総計いくらお金を使うかということです。今はその積もりはないと しても、20年のうちには、私が推測(あくまでも推測ですが…)、 500万円は使うでしょう。人によっては、もっと使う人がいるの です。これは、愚かなことです。それが、最終ゴールならまだしも、 そこに至る道は最初からないのです。ですから、貯金をしておいた ほうがいいのです。このホームページを参考にしたりして、 いろいろと、お金をかけないで、何がいいのか確かめるのことが大切です。 そして、確信のもてる要因操作に納得のいくお金をかけるのべきです。 実音変換機の製作 私が作った「音脳」(虚音→実音変換器)の話しをしよう。私にとって、素晴ら しい「マスター・ピース」、何ものにも変えられない人生の宝物だ。これが他人に とってどうであろうと私には関係がない。皆さんがこれから挑戦される「音脳」 の製作に、お役に立てば幸いに思う。これは、私の方法であって、皆さんは違っ た方法で実現できる可能性もあるだろう。あまり、私の方法に、こだわらない 方がもっといい物が出来る可能性もあるだろう。 (私が作った「音脳」、実音変換機) 1. 1984〜5年の頃であった。CDの出始めの頃である。最初、例に洩れず、 トランスから始めた。かなり深入りしてみた。1年半やってみたが、ゴール に至らなかった。まずまずの線まではいった。今でもあるが、かなり大きく重 い試作機を作った。素晴らしいトランスとの出会いもあった。 2. 次に回路方式(グランド線、ホット線の間に、コイル、コンデンサー、抵抗、 等で何らかの回路を構成する)、この方法は深入りしなかった。早めにゴール はないことを見抜いて、早々に退散した。 3. 私が実現した方法は回路を構成しない方法(グランド線、ホット線を完全に 分離する)だ。回路図は、只の2本線ということになる。この方法を8.5年 研究して成功した。1994年に遂に完成した。スピーカー直前の暗黒の空間 で音を解明する過程で、私なりに電気オーディオの現象をくまなく学ぶことがで きた。日々10〜20水準、休日は30〜50水準はこなした。これは本当の話 しだ。実験が面白かったのだ。楽しかった。決して飽きることはなかった。 さんざんやった「機器の買い替えごっこ」どころの面白さではないのだ。 4.以下、グランド線をG線、ホット線をH線とする。 アンプを自作する方は知っているだろう。同じ要因操作をG線とH線に別々に 為した場合、音に現れる影響(音の変化の大きさ)が必ずH線の方が大きくて、 G線の方が少ない。その変化の影響度は、大体、H線が60〜65%、G線が 35〜40%の割合の違いがある。これは確かなオーディオの電気現象だ。 5. 通常は「何となく音が変化して、H線へ操作した方が影響が大きい。」くらい の認識くらいしかしないであろう。普通のオーディオ・マンはここまでだ。 6. しかし、ここで、音の表面的な変化の度合い(大きさ)だけではなく、変化の質 (音質の変化)の違いに気ずかなければならない。実はこれは重要なヒントなのだ。 7. 要因をH線に施した変化は大きいが、音の表層(表面的)を支配的に変える。 ところが、G線に施した変化は小さいが、音の深層(内面的)を支配的に変える ことに気がつかなければならない。これは、ソフトを繰り返し聴いて何度も確認 していると解ってくる。音の表層、深層というのは、音楽の感情表現(音の深み) のような感覚的なことを言う。 8. そこで、私は、H線に施す操作と、G線に施す操作は干渉がないように完全に独立 分離させるのがいいのではないかと考えた。音楽表現の表層をH線側で追求し、 深層をG線側で追求していくとにした。失敗したら方向転換すればいいと思った。 9. そして、H線に介在させる整音構造体A、G線に介在させる整音構造体B、を組 み立てることとした。最初は音の変化のレベルから始めて、次第に整音機能を探索 していった。当然、A、Bは全く異なるものである。人間で言えば、Aは「左脳」、 Bは「右脳」のようなものである。これは例えであって、所詮、音が相手、人間 の脳ほど高級なものではない。せいぜい、単細胞、下等動物の脳のレベルであろう。 10. A、Bの整音構造体を構成する物質は、金属を主体とする導電物質しかない。 これは、素人でも分かる当たり前のことだ。それに、この世に音を整音する素子 のようなものは、どこにも存在しない。私が探索した金属素材は膨大なものだ。 11. 各種の導電素材の音質特性、形状(線材、棒最、板材)、太さ、大きさ、厚味、 等、いろいろと変えて実験してみると、いろいろな音の変化を生じる。こんな 面白い世界はない。最初は暗黒の世界から始めて、暗闇に鉄砲を撃つような実験 であったが、次第に整音できる要因 操作が次第に分かってきた。音を立体的に する仕組みも分かってくる。歪み取りも、倍音修復も。いろいろと出来る。 12. 音の認識は私が考えた「音の10要因」(歪み、ノイズ、分離、構造、密度、 輪郭、倍音、均衡、音圧、拡散)として、この観点で音を確認しながら、一歩、 一歩、修正していった。総ての要因が損なわれないように、何度も行ったり、 来たりする実験の繰り返しである。やれば、やるほど、音が分かり、音はよくな る。とても面白い実験だ。ここで私が学んだ事は、音にある要因操作を為して 一歩、音を改善させたとき、今まで為してきた操作要因の総てを、再度確認し なければならないという鉄則があることだ。音の改善はそれだけ、難しいのだ。 ピラミッドを上るように一歩、一歩とは行かない。一歩のぼるのに、一度、地上 まで戻って、再度、一歩上に上るというような作業なのだ。音の電気現象が だんだん解ってくると、再確認しなくてもいい要因がだんだん分かってくる。 次第に効率的な実験ができるようになってくる。 13. 整音が完成の域に近ずくと、演奏家の感情表現を操作できるようになる。 音の五線譜に演奏家の「魂」が入るようになる。これが、私が目指したところ の再生音楽に感動を求める「真の目標」なのだ。それは実現できるのだ。 14. 私の整音構造体、A、Bは直径40mm、長さ220mmのパイプケースに 収まり、片手で軽く持てるものだ。中身は見たところで、何も解らないであ ろう。結果的に、酸素遮断すれば、初期性能は100年とはいわず、500年 以上、維持できるものだ。絶対に故障しないものだ。このような物は世界中 どこを探してもないものだ。あれば、何ら苦労せずに最初から買っただろう。 15. 音の究明に「こうしたら、ああなる。」、「ああしたら、こうなる。」という オーディオの自然現は数え切れない程ある。しかし、一つ、一つの現象に 理論というものがない。1+1=2となる、これを理論的に証明せよと言われ ても、「2になるから2だ」としか言いようがない。そのように「そうなるか ら、そうなる。」としか言いようがない世界だ。だから、私は電気オーディオ の理論というものを信じない。理論も断片理論でしかない。多くのオーディオ マンが理論を唱えて低音・高音の周波数にこだわるのは、たまたま、周波数測 定機があるかである。音の密度、歪み、立体構造、音圧、分離、倍音、…等、 の重要な音の構成要素を評価する測定機はどこにもない。天から授かった、 人間の耳と脳しかないのだ。自分の聴覚を確かな測定器に鍛えた方が早道なのだ。 16. 低音・高音の周波数のことを言うならば、以前にも述べた、米国、プロ・オー ディオのアフェックス社が、音楽表現を劣化させないで、低音〜高音、つま み一つで自由に変えられる「オーラル・エキサイター」なる商品をだしている。 素人がなにも苦労することはないのだ。お金出して買えばいいだけなのだ。 オーディオを始めて、いつまでも、低音・高音しか頭にないのは愚か者だ。 17. 皆さんの独創的な実音変換器が完成しましたら、是非、お聞かせ下さい。 お願いします。私のアイテムも、どなたでも、いつでもお聴かせできます。 お互いに聴き比べして、素晴らしい実音体験をしようではないか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オーディオ 甦る!感動の音を体感する会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Copyright (C) 2006 vitalsound All rights reserved |HOME|へ |
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